離さないで、離れないから 第一話「出会い」




キャラ設定
咲戸 22歳 猫(受け属性)
気まぐれの性格で、でも、寂しがりや

貴行 24歳 タチ(攻め属性)
自分がやりたい事を他人に押し付けてしまうタイプ。
でも、人を愛する事には、真っ直ぐな人。
独自な世界観がある。

配役 ♂2 ♀0 両1





咲戸:
 離さないで、離れないから

貴行:
 第一話「出会い」


N:
 僕と彼との始めての出会い。
 それは、某SNSサイトでのメッセージから始まった。

貴行M(メッセージ内容):
【始めまして!神奈川在住で24歳の貴行(たかゆき)って言います!!
  ちょっと歳も近いし、気になったんでメールしてみました!】

咲戸M:
 ありがちな出会い系メールだった・・。
 そんな事に関心は無かった・・。ただ・・
 少しだけ年齢が近い事もあって、興味はあった。

咲戸M(メッセージ内容):
【こちらこそ始めまして!
  僕は22歳の咲戸(さきと)って言います。
 普段はアメリカで留学生やってて、今は丁度、
 夏休みで東京で暮らしてます】

N:
 両者、供に、そこまで本気ではなく、はじめは単なる遊びだった・・。
 そう、単なる『遊び』だった・・。
 そんなたわいも無いメッセージのやり取りを経て、
 僕達はリアルで逢う事になった。

貴行M(メッセージ内容):
【じゃぁ、今週末、俺。仕事もないから、
  明日、新宿駅東口交番前で夜6時で!!着いたら連絡して】

N:
 そんなメッセージを受け取り、咲戸は思っていた。

咲戸M:
「だいたい、こういうのって逢おう!って言って
  実際に待ち合わせ場所で隠れて相手の事、確認して、駄目ならそこで、
  待ちぼうけをくらっておしまいってパターンだろ・・はぁ(ため息)。
  どうして、僕、こんなのに乗っちまったんだろ・・」

N:
 そんな事を考えながら待ち合わせ場所に着くと・・

咲戸:
「うっわぁ・・相変わらずのヒトゴミ・・汗」

N:
 そんな事を考えながら咲戸の電話が鳴った・・。

貴行:
「もしもし?俺・・貴行だけど、もぅ、着いた?
  俺、今日、目立つようにって上、ピンクのTシャツ着てるんだけど・・」

咲戸M:
「えぇ(驚)ピンクって・・裏原宿じゃあるまいし・・」

咲戸:
「解った。僕は、普通に白地のTシャツにベスト着てて・・
  あっ!あと・・帽子かぶってるよ」

N:
 そして、彼、貴行は、その話してる咲戸に気付き、
 電話を片手に咲戸のほうへと向かって行った・・。

貴行:
「ねぇ!?・・もしかして、咲戸(さきと)君?!」

咲戸:
「あ!・・はい。」

N:
 困惑する二人。しかし・・

貴行:
「なんか、すっげー!!・・いや!!すっげーよ!!」

咲戸:
「えっ!?」

貴行:
「だってさぁ、本気で来てくれるとは思ってなかったし、それに、
  俺、今まで、こういう出会い系では一番、
  咲戸が可愛いって思ったかも(笑)」

咲戸M:
「おっ・・お前!!僕の事、気安く、咲戸って名指しで呼ぶな!!
  ってか・・一番可愛いとか、そんなありがちな事言われたって・・
  だいち、俺がここに来たのは・・」

N:
 はっとしてしまう咲戸であった・・。

咲戸M:
「くっそぉ〜・・(涙)なんで、僕は来てしまったんだぁ・・
  愛に飢えてたのか?!人か?!人肌かっ?!(やけくそ風)」

貴行:
「ねぇ・・だ、大丈夫?!ちょっと、顔色悪いけど・・。」

咲戸M:
「お前がそぉ・・させてんじゃねーかぁ・・」

N:
 そう心で思いながら、じわじわとした怒りが
 咲戸の中で込みあがっていくのであった・・。

貴行:
「あっ!!そうだ!!とりあえず、飯いかない?!
  俺、今日、まだ何も食べて無くってさぁ・・
  もぉ腹ペコで・・あっ、咲戸は食べたいのとか何か・・ある?」

咲戸M:
「とりあえず、ここは第一印象、良くしとかないと・・
  ・・え・・笑顔だよな・・ぅん!」

咲戸:
「あっ・・いいえぇ。僕もお腹すいてるし、
  何でもいいですよ(にっこり)」

貴行:
「じゃぁ、俺がお勧めする串揚げ屋行こう!
  そこ、食べ放題で、しかも飲み放題プラスしても、
  たったの3000円なんだよー!!」

咲戸M:
「なんか・・この人、年上っぽくないなぁ・・でも、
  優しそうな人だし・・ちょっとは・・かっこいいし(照)・・
  ・・って!!何考えてんだ!?ってかなんで、
  僕が彼にこんなにドキドキしなくちゃいけない!?」

N:
 こうして、僕、咲戸と貴行の出会いは無事に、進んだように見えた?
 この後、彼達の進展はどーなることやらぁ?!
 次回に・・つづく(笑)

N:
 次回予告!!

貴行:
「ねぇー!!咲戸って俺と初めて出会った時、
  俺の事、遊びだって思ってたわけ?!」

咲戸:
「えっ!?いや・・まさかぁ!!(汗)
  でも・・かっこいぃなぁ〜とは思った・・よ?(照)」

貴行:
「あ!・・あははは(笑)それは嬉しいけどさぁ・・
  まさか、咲戸が遊びで俺と知り合おうだったなんてー!(涙)」

咲戸:
「ち・・違うょー!そ・・そんなこと無いさ(苦笑)
  ぼ・僕だって本気・・だったさぁー(汗)」

貴行:
「ほ・ほんとかなぁ?!」

咲戸:
「なーにぃ〜?その疑り深い目は!!」

貴行:
「だぁーってさぁ、俺って咲戸に愛されてるのかなぁ〜って・・」

咲戸:
「はぃはぃはぃはぃ!愛してますよー!大好きですよー!
  ・・ったく、そんな事、人前で言えないだろーが!普通・・。」

貴行:
「それよりもさ、次回予告・・おしてるよ・?」

咲戸:
「え”ぇっ?!(怒)アッ!!・・ごめん・・。
  んっと・・次回は僕達の初デートについてです!」

貴行:
「えっ!?俺達って、出会って、即効で付き合い始めたの?!
  ってか、もぅ、カップルになっちゃったの!?」

咲戸:
「ちっがぁああああうっ!! それは後の話しで分かるからぁ!!
  ・・ふぅ(ため息)」

貴行:
「それじゃ、次回も俺達の話しで、ムハムハしちゃってください!(笑)」

咲戸:
「ばっかやろぉー!!普通、こういうのは人に言わないんだからなっ!!」

ーーーーー第一話 出会い 終わりーーーーーーーーーー


(´・ω・`)どうも!!使って頂いて有難う御座います!!
なにせ、台本書くのは初めてなわけでして・・。
見にくかったり、読みずらかたり、色々あるでしょうが
楽しく、美しく!!艶やかに?!BLを楽しんで頂けると!!
それでは、次回作にこうご期待!!

作者:lxlryuga_mamorulxl
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